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運送会社の福利厚生は素直すぎる!?

初めに、中小の運送会社の求人票を見ると、違和感に気づく。 その違和感のもとは、福利厚生の悪さだ。 この求人票を見ていただきたい。

福利厚生欄に交通費・制服貸与・同乗研修とあるが、これが福利厚生といえるのだろうか? 福利厚生の主な内容として常に上がるのが、①賞与②昇給③退職金④寮・社宅あり⑤前払いである。このうちの1つも入っていないことが果たしてあるのだろうか?

という疑問が生じる。

ドライバー不足で悩んでいる割にはコピーライターとの打ち合わせも積極的に行われていないことがわかる。本当に、これしか福利厚生がないのであれば仕方のないところだと思うが、そんなことは無いと私は思っている。また、このようなライターと付き合っていてもドライバー不足は解消しない。目先の契約に奔走し、クライアントの意向をくみ取れていないからこのような結果となるのだと思う。


何がおかしいのか?

この企業は、資本金4000万円で関東に15拠点、車両数は250台とある。

果たしてこの会社は本当に上記の福利厚生しかないのかと公式ページを調べてみたところ、 社会保険・交通費支給(2万円まで)とある。

HPと求人票も相違していることが分かった。

おそらく、ほかにも良い福利厚生があるのかもしれないと思う。

この企業にかかわらず運送会社の求人票は消極的なところが多い。

そもそも、求人広告=求人を行うための広告であり、さらに言うと、広告とは、より多くの人の目に留まり成果を上げるために行っているのではないだろうか?

少し、考え方を柔軟にすれば機会損失を減らし、より良い採用活動ができるのではないか?と私は思う。


次回・・・考え方を変えることで福利厚生をよくできる!?

著:岡野 照彦

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