求人を成功に導きたい!深刻な人で不足が続く運送業界では、募集してもなかなか採用できない、と頭を悩ませている会社は非常に多いです。言うまでもありませんが、会社のすべては「働く人」にかかっています。求人を成功させるための考え方のコツを手に入れることで採用活動の結果が変わり、会社の業績も上がり始めます。ここでは求人を成功させるための考え方のコツについてご紹介します。


<目次>


そもそも大企業と中小企業では求人方法が違う

採用活動において重要なのは大企業と中小企業では求人方法が違うということです。たとえ大手でも、優良企業でも、継続的な人材確保がなければ魅力的な会社はつくれませんし、企業規模が大きければ優れているというわけではありません。大企業と中小企業では、知名度の高さ、対応エリアの範囲、置かれている環境など、会社の特徴が違うことから、選考方法や求める人材像の設定方法など、求人方法もそれに合わす必要があるということです。


求人の成功は求人のやり方次第

ドライバーを募集するとなると、まず必要になるのが求人広告を出すということですが、勘違いしてはいけないのが、求人はその前の準備が非常に重要で、求人のやり方次第で採用が成功するか失敗するかが決まるということです。運送業界のブラックなイメージや若者の車離れ、ドライバーの高齢化、労働時間超過の罰則など、様々なマイナス要因が重なる今のご時世、求人に小手先のテクニックは通用しません。求人方法を改善し、望んだ人材を採用できる仕組みを手に入れる必要があります。


求人でも失敗が多いのは?

社員が少ない会社ほど中卒採用のみをしてしまいがちです。これには、教育体制が整っていない、人手不足なので新卒を待てない、新卒が育つまで待てない、即戦力が欲しい、などという理由が多くを占めています。

そもそも求人を行う理由で多くを占めるのが「仕事が忙しくなってきたのでドライバーを増やしたい」「退職者の穴を埋めるため、欠員補充のために即戦力が欲しい」ということです。しかし、ここで重点を置かないといけないのが「欠員が出た理由」、つまり退職者の退職理由です。

肉体的・精神的に疲れたので療養のために退職する、結婚を機に退職する、親や家族を介護するために退職する、など退職する理由は様々ですが、求人でも失敗が多いのは「欠員補充」です。当然、急に欠員が出た場合、背に腹は代えられない状態ですので、即戦力が欲しいと考えるのは当然ですが、「抜けた穴を埋める」ことだけに意識が向いてしまうと非常に危険です。実際に多くの企業がこの考え方で失敗しています。


社員が退職した根本的な理由を考える!

どうして抜けた穴を埋めることだけに意識が向いてしまうと失敗するのかというと、「社員が辞めた本当の理由」という大きな問題を解決することはできないからです。どうして社員が次々と辞めてしまうのか、社員が辞めていくことに関して深く追及せず、新たな人材を確保するだけに意識が向いてしまえば、次の人材も1年以内に早期退職したり、その他の社員が辞めていったりと、結局は、社員が辞めてはまた募集するの「繰り返し」になってしまいます。

どうして社員が辞めたのか、求人において最も重要な課題はこれです。たとえ女性ドライバーの場合でも、専業主婦になるから辞めたと決めつけはいけません。結婚後も働きたい職場ではなかった、よそにもっといい会社があった、などという可能性もあります。

また、早期退職の場合は、すぐに辞める人を採用してしまった、と考えるかもしれませんが、 辞めた本当の理由は転職などによる退職である可能性もあります。これはつまり他の会社のほうが自分の会社より魅力的だったことを意味します。

最も重要なのは辞めた人の本当の退職理由を分析し、それを反省・改善していくことが重要です。そして、採用活動の前に必ず社内改善をおこない、決して同じことを繰り返す自電車操業に成り下がってはいけません。


中小企業も新卒採用を取り入れるべき

中途採用を選ぶ理由の多くは、退職者と同レベルのスキルを持つ人材が欲しい、教育している暇はないから即戦力が欲しい、手が回らないのですぐに使える人材が欲しい、実際の仕事ぶりを見ないとわからないので試用期間中に選考する、ということです。しかし、採用で失敗するケースの多くがこれにあてはまる場合です。

実際に職場からも高い評価を得ていて、頼りにされているような優れた人材は、転職することはごく稀ですし、たとえいたとしても他の多くの会社が求めるはずです。その場合、自分の会社が他の会社よりも魅力的に見えるかという問題があります。職場からも高く評価されているような有望な人材が転職する理由はそう多くはありません。つまり、育てなくてもいい人材を採用することはそう簡単ではないということです。

新卒採用には大きなメリットがあります。例えば、高年齢者より活力がある、会社の色に染めやすい、将来の会社の中核社員予備軍を確保できる、多様な人材を確保できる、会社全体が明るくなる、など様々なものがあります。運送業界でも若手ドライバーの採用が注目されていますが、新卒採用を行い成功することができれば「会社の活性化」に大きく貢献します。


最後に

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