トラックドライバーの給料は安定性バツグンで、やればやるほど稼げることが大きな魅力です。給料面以外でも、社会保険や寮・社宅の完備、託児補助制度など福利厚生が充実している、休日・休暇がきちんと取れるなど、運送業界は非常に働きやすい環境が整い、とても「やりがい」を感じられるお仕事です。

トラックドライバーの仕事には、大きく分けて、軽・小型・中型・大型・トレーラーの5種類があります。仕事の自由度ややりやすさから、最近では、「トラガール」と呼ばれる女性ドライバーも増えています。

しかし、トラックドライバーの仕事に興味があるけど、仕事内容はどうなっているの?という方も少なくないと思います。

そこで今回は、それぞれの項目に分けて、トラックドライバーの仕事内容について紹介していきます。


軽貨物配送ドライバー

仕事内容

軽貨物配送ドライバーは、「軽自動車(軽貨物車)」を使って個人宅や会社等に荷物をお届けしたり、コンビニやデパートなどへのルート配送を行います。街中で「黒ナンバー」をつけて走っている軽貨物車を見たことがあると思いますが、これが軽貨物配送ドライバーの使用する車です。

ほとんどの軽貨物配送ドライバーは大手運送会社からの下請けですが、個人事業主として自分の車を持ち込んで業務委託という形で仕事を直接受けるか、依頼主から依頼を受けた運送会社から下請けという形で受けることもできます。あらかじめ、その日に運ぶ荷物の数は決まっていて、それを配りきるのが最低限のノルマになる事が多いです。

配送エリアは、30㎞程度までの短距離、宅配で扱える荷物の大きさは、縦・横・高さの3辺合計が180cm以内、重量が30kg未満と決まっていて、ゆうパックや生鮮食品、小包、封筒など、比較的軽い荷物を扱うことがほとんどです。また、細い道もスラスラ行ける軽自動車での配送となりますので、女性や年配の方でも手軽にできるお仕事です。

  • 必要な免許:普通自動車免許(AT限定可)
  • 平均給料 :15万~30万円程度


小型トラックドライバー(1t~3t)

仕事内容

宅配ドライバーは、軽貨物配送ドライバーと同様に個人宅や会社等に荷物をお届けしたり、コンビニやデパートなどへのルート配送を行います。また、お客様からの集荷希望があれば、荷物を引き取りに伺うこともあります。基本的には、運送会社に所属し、営業エリア内で自分のルートを担当しますが、ネット通販の普及により、サービスの幅が大きく広がり、所属する会社によって取扱う荷物は多様化してきています。

小型トラックでの運送は運送業界最大手が必ず参入している人気の職種で、多くの荷物を配送でき、積載できる荷物の種類は豊富にあります。ルート配送から宅配業務など、運送会社によって業務内容は異なりますが、短距離、中距離になることが多く、主要都市から大型トラックや中型トラックなどで配送されてきた荷物を、各エリアへ運送するのも小型トラックの主な仕事です。

また、これまでトラックドライバーとしての験者がない方が独立したり、大きなトラックを操るには、ある程度の慣れが必要ですので、初めは小型トラックから仕事内容や要領を覚えて一人立ちする流れが一般的です。

  • 必要な免許:普通自動車免許・準中型免許(AT or MT)
  • 平均給料 :20万~35万円程度


中型トラックドライバー(4t~6t)

仕事内容

中型トラックドライバーは、主要都市の集配所や各地の工場、スーパー、デパートなどへ荷物を運ぶのが仕事です。荷物はカゴ台車またはパレット積みになることが多く、荷役をすることもありますので、中型免許に加え、フォークリフト免許も所持していると優遇されます。配送エリアは運搬する荷物などに応じて短距離、中距離、長距離とさまざまです。

中型トラックは、トラックの種類(形状)も豊富になりますので、多様なニーズがある職種です。中型トラック以上のドライバーとなると、仕事内容が要フォークリフト免許であることも多くありますが、技能講習を済ませていない方の場合は、会社側が資格取得費用を全額支給してくれたり、ある程度援助してくれる制度を設けていることがほとんどです。

  • 必要な免許:中型自動車免許
  • 平均給料 :20万~40万円程度


大型トラックドライバー(7t・増t~10t以上)

仕事内容

大型トラックドライバーは、主に県内など比較的短距離を走る「地場ドライバー」と他県まで広域をカバーしている「長距離ドライバー」の2種類があります。短距離の場合は日帰りで配送できますが、大型トラックドライバーは長距離になることが多く、トラックの中で睡眠をとることもあります。多少の体力が必要な職種ですが、手積みはほとんどなく、フォークリフトで積み降ろししてもらうことがほとんどです。

メインの仕事はトラックを運転して荷物を目的地に届けることですので、やってみるとイメージと違って「意外と楽」と感じる方が非常に多いです。決められた時間までに荷物を届けられれば、トラックに乗っている時間は自分一人で自由に過ごせますし、いつ・どこで休憩をとるのかなども自由に決めることができます。全国あらゆるところを走り、道の駅で各地の温泉やご当地グルメを味わうこともできるという点はトラックの花形とも呼ばれる大型トラックドライバーの魅力といえます。

  • 必要な免許:大型自動車免許(8t以上11t未満 or 11t以上)
  • 平均給料 :30万~50万円程度

トレーラー(牽引)ドライバー

仕事内容

トレーラーとは、牽引貨物自動車のことで、ヘッドと呼ばれる頭の運転席部分のトラクターと荷台のトレーラーが分離出来る構造になっています。トレーラーの種類には、トラクター部分に荷台がない「セミトレーラー」と、トラクターに荷台がありトラクター部分のみで自走可能な「フルトレーラー」があります。荷台のトレーラーの形状には、コンテナ、タンクローリー、キャリアカー、ダンプトレーラーなど様々あり、重量のある荷物や大量の荷物を積んで長距離を運搬することが多いです。

大型トラックと同様に、揺れもなく安定感バツグンですので、慣れてしまえば運転しやすくて乗りやすいです。トレーラーの給料はドライバー業界でもダントツです!

  • 必要な免許:大型自動車免許(11t以上),牽(けん)引免許
  • 平均給料 :35万~50万円程度

まとめ

以上、トラックドライバーの作業内容について紹介してきました。多くの運送業者は、休日・休暇は原則自由で、Wワークや週末のみの稼働が可能な会社も多く、雇用形態や勤務時間、配達エリアなど自分好みの仕事スタイルを選択できます。

トラックドライバーは、運送会社の正社員や契約社員として働くこともできますし、運送会社の下請けとなり個人事業主として働くこともできますので、独立したいと考えている方には有利な転職方法と言えます。


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