今回はタクシー運転手になった場合、どんなシフトで働いていくのかを説明して行きます。
一応、弊社での働き方がメインの説明になりますが、他社の友達からもヒアリングしているシフトの形態の説明を交えて解説します。
これから、会社を選ぶ方や今の会社のシフトに不満がある方は参考になる部分が多いと思います。
また、今回のシフトは完全に隔日勤務の話になります。
それでは、早速見て行きましょう。
タクシー会社のシフトってどんな感じなの?
隔日勤務だと多くの方は2出番2休みで働いていると思います。
例えば、月曜日働いたら次の日は明け番と呼ばれお休みになります。
そして水曜日に出番で働き木曜日が明け番で金曜日が公休で2休み。
このように2回働いて2日休みがタクシー運転手の隔日勤務のベースとなります。
この働き方ができる出番の数は12出番です。
隔日勤務だと11?13出番の間で働くことが可能ですが、多くの運転手は12出番で働いています。
弊社には約150人くらいの社員がいますが、8割くらいが12出番、残りの1割ずつで11出番と13出番がいる感じです。
出番数の違いは単純に
- お金を取るか?
- 休みを増やすか?
の違いです。
タクシーはやった分だけ自分の給料になるので、1出番増やすだけで必然的に給料が増えます。
そして、周りの13出番の人に話を聞くと、1出番増やすだけで給料が最低3万以上ははアップします。
私は現在12出番ですが、近々13出番に変更します。
その時は、また12出番との給料の違いをしっかりと経験談から解説しますので、少々お待ちください。
タクシー会社の多くは週、月、年でシフトを組んでいる。
タクシー会社がどのくらいの割合で週、月、年のシフトを組んでいるのかは分かりませんが、私の勤めるタクシー会社では12出番の方は年のシフトがベースで組まれています。
知り合いの方に聞いたら、「俺のところは毎週シフトの希望を出している」との回答もありました。
シフトに関しては、各会社で方針が違うので面接の時に聞いてみるといいでしょう。
そして、私は年シフトを強くオススメします。
年シフトだと毎回毎回働ける日の希望を出すめんどくささがありません。
年シフトだからと言ってその出番通りに出ないといけない訳ではなく、出番変更という紙を記入して提出するだけで、出番の日を変更することができます。
会社によっては
- 出番変更をすると内勤に嫌な顔をされる
一度作ったシフトがグチャグチャになるので作成者はいい気持ちはしないでしょう。
- 会社によっては出番変更の受付は1週間前までとか細かい規約が違います。
弊社の場合だと出番変更も嫌な顔されないですし、3日前まで受け付けてくれているので
とても感謝しています。弊社は業界でもかなり緩いと言われている会社なので、緩い会社に入りたかった私は大変満足しています。
ここで年のシフトの実物があるので見てみましょう。
こんな感じで左のアルファベットでどのラインに属すのか?を教えられます。
例えばAラインだったらAのライン通り出勤すればいいのです。
シフトの説明出と書いてあるのが出番(出勤)です。
空白となっているのが明け番(休み)です。
公と書いてあるのは公休(休み)です。
指公と書いてあるのは指定公休で、出勤しても休んでもいい日となっています。
これを見てもらうとわかると思いますが、基本的に2出番出て2休みになっていると思います。
また、日付の切り方に違和感を感じましたか?
3月の17日から4月15で切れていますよね。
タクシー運転手の1ヶ月というのは15日始まりの15日締めとなっているからです。
この1ヶ月間で12出番出てその営業収入で歩合給の給料が変わります。
そして黄色で塗りつぶされている指公(指定公休)
これは月の暦によって12出番の人が13出番することができる日です。
2ヶ月や3ヶ月に1回この指定公休があります。
上の写真でもわかる通り全部のアルファベットにはありませんよね。
説明で書いた通り指定公休の日は出勤しても休んでもどっちでもいい日とされています。
休めば4連休で働けば給料が最低3万はアップします。
まとめ
いかかでしたか?
正直、会社によってシフトの組み方は違うのであなたが受ける会社でどんな感じでシフトを組んでいるのか?しっかりと聞いた方がいいです。
私個人的には年シフトがオススメで年シフトでも出番変更などをすれば、容易に出勤日を変えることができます。
また、お金を稼ぎたい人は13勤にすれば給料が最低3万はアップします。
私が指定公休で13出番出た月は48000円給料がアップしました。
あまり、お金を稼がなくてもいい人は11勤や12勤に指定公休を出ないで4連休取ることも可能です。
出番変更や指定公休の出欠の有無は原則3日前くらいに前に希望を出します。
今回はあくまでも私の勤めている会社の基準でお話ししているので、これからあなたが入社する会社はどうなのかは分かりません。
ただ、これを読んで
- 今の会社は出番変更が容易でない
- 隔日勤務をやりたいのに、日勤しかやらせてもらえない
- 緩い会社で働きたい
- このページで読んでいるシフト形態で働きたい
と考えている方は一度、私にご相談ください。
最後まで、読んで頂きありがとうございます。
出典:タクシーの専門書