「ドラEVER」という謎の言葉が部屋の壁に映し出されるも、全く状況が掴めず混乱するオージン。そこへ、オージンを心配したストレッチ女神がやって来た!彼女のことも覚えていないオージンではあったが、ストレッチ女神はそんなオージンを導くべく大切なヒントを与える……!

「ドラ…エバー…? って、何だよ!? つか何で素っ裸だよ? オレいつ借金したよ!?」何が何だか分からない。オージンは思わず頭を抱えた。「あ――――ダメだ…。さっぱり覚えてねぇ…」「オージン!」へ?と振り返ると、そこには背中に羽を付けたボンキュッボンのおねえさんがいた。「良かった!やっと見つけたわ」思わず飛び上がる。「わっっ!? なっなななななんですかアナタは!?」え、ここオレの部屋だよね。なぜオレの部屋におねぃさんが――。はっ。まさか…! 「本当にスミマセン昨夜のことは何も覚えていないのです!」オージンは慌てて土下座した。「でしょーね。何にもありませんでしたから♪」土下座をするオージンの前にしゃがみ、おねぃさんがにこにこと言う。「そ…そーなの?」「オージン…。可哀想、記憶まで無くしたのね」おねぃさんがほろりと涙をぬぐう。「でもダイジョーブ!アナタはまだ大切なものを持ってるわ!」「えっつ?」大切なもの? なんだろう。何かあっただろうか。「これよ!」おねぇさんが差し出したのは、俺の免許証だった。 ・・・。ぽかんぬ。「全っ然意味がわかりません!!」思わず真顔になってしまった。おねぇいさんは眉をさげ、「んも~」っとあきれたような声を出す。「アナタは車の運転ができるのよ!」…ハイ?