運送会社では、ドライバーの確保や勤怠管理からトラックの維持管理や配車、走行管理に加え、荷主からの依頼の受注や集荷先、納品先との確認、見積書や請求書の作成、発行や入金管理、車の資産管理など、膨大な量の管理業務が発生します。
昨今のドライバー不足と荷量の増大に対応するだけでも大変な中、管理業務を効率化したいなら、ドラEVERが提供する運送業務向け基幹システム運SOULを活用しましょう。
この記事では、運SOULで運送の仕事を効率化する3つの方法をご紹介します。
目次
人材管理
IT化やAI化が進んでも人材が欠かせないのが運送業界です。
少子高齢化や2024年問題を通じて、確保が難しくなっているトラックドライバーをはじめ、配車スタッフや管理業務や事務作業を担ってくれるスタッフの管理は重要です。
運SOULの基幹システムには、人材管理のシステムも搭載されていますので、個人情報のセキュリティを守りながら、的確に管理ができます。
従業員台帳
トラックドライバーやフォークリフトなどの積載スタッフ、管理スタッフや事務スタッフなど、正社員からアルバイト、パートなどの情報をシステム上で管理できます。
氏名や年齢だけでなく、経歴や資格、スキル、これまでの実績や評価なども登録できるので、配置転換などにも役立ち、有能な人材の有効活用を行い、組織の活性化につなげることが可能です。
勤怠情報
紙の勤怠表やタイムカードは卒業しましょう。
システムを使って、リアルタイムで勤怠状況を把握することができます。
打刻方法もさまざまな方法に適応しているので便利です。
事務スタッフは出勤時に自分のパソコンから、ドライバーはスマホで、地方の物流拠点では打刻機を使うなども可能です。
給与計算
面倒な給与計算も勤怠情報にもとづきスピーディーに行えます。
社会保険料や源泉徴収などの計算も一発で可能です。
また、給与計算をするだけでなく、一人ひとりの売上を計算することや車両の整備コストや燃費といった運送会社ならではの情報と掛け合わせ、指導ができる評価指数を算出することもできます。
ボーナスや昇給、昇進などの評価の指標に使うことができるのが便利です。
応募者・採用情報
少子高齢化によるドライバー不足や荷量の増加によるドライバー不足に加えて、2024年問題で労働時間に上限規制が加わったことで、さらにドライバーが足りなくなっている運送会社は多いと思います。
定期的な求人募集や随時募集したいなど、ニーズも増えているのではないでしょうか。
もっとも、ドライバーを継続雇用すれば人件費もかさみます。
近年の賃上げ要請もありますし、ドライバーの定着を図るためにも賃金アップが期待されています。
運送会社の利益を圧迫することなく、仕事の依頼に対応して売上を高めていくには、売上や利益、成長率から採用計画を見える化し、最適な採用指標を設定することが大切です。
こうした指標の算出にも運SOULが役立ちます。
車両管理
運送会社でドライバーと並んで欠かせない財産であり、初期費用やランニングコストもかかる存在がトラックなどの車両です。
ドライバーと荷物の安全を図っていくのは、整備や車検も重要となりますが、車両が多いほど管理が難しくなります。
運SOULなら、車両情報を登録しておくことで、車両の管理も手間なく、スムーズに行えるようになります。
車両情報
車検証情報や車検期間を登録することで、適切な時期に車検を行い、漏れや車検中でトラックが廃車できなくなるリスクを軽減します。
車両一覧で稼働状況もリアルタイムで管理できるので便利です。
修理記録・整備記録簿
車両ごとに車検、点検、整備履歴、整備伝票、請求書、実施した整備工場などを管理できます。
トラックごとのクセなどを知る指標となり、修理や整備を依頼する際の整備工場への交渉材料にすることや新たに車両を入手する際のメーカーやモデル選びに役立てることが可能です。
購入・売却情報
トラックの買い替えタイミングも、リース残やローン金利から判断することができ、資産運用の安定化に役立ちます。
走行距離・燃費
トラックごとの走行距離や燃費管理もでき、担当しているドライバーを結びつけることで、ドライバーの運転のクセを数値化し、指導材料にすることができます。
車両資産価値
車両の資産価値を把握することで、リースのタイミングや購入タイミング、交渉材料に活用できます。
配送(傭車)管理
自社トラックの配送管理から、下請けや協力会社、共配パートナー企業の傭車管理まで対応できます。
見積もり・請求
過去の見積履歴をもとに簡単に見積もりや請求書を作成でき、入金管理まで対応可能です。
売上ランキングから営業フォローのタイミングも見える化できます。
受発注情報
受発注データを顧客名や荷物種別、時期などから瞬時に検索できるので、問い合わせなどにも速やかに対応できます。
傭車先情報
傭車先への支払額、荷姿、規格情報などから最適な傭車先の見える化ができるほか、利益率向上の指標も見極めることが可能です。
走行ルート
各車の最適な走行ルートから配車シミュレーションを行うことができるので、配車スタッフにも役立つ機能です。
デジタコデータと突き合わせることで、燃費から配車をすることもできるため、コストダウンにも貢献します。
まとめ
ドラEVERが提供する運送業務向け基幹システム『運SOUL』で運送の仕事を効率化する3つの方法として、運送会社の基本となる人材管理、車両管理、配送(傭車)管理についてご紹介しました。
システムを活用して、運送業管理業務を効率化しましょう。