運送業には、配車指示や車両管理、請求書の発行など、あらゆる管理があります。
これらの業務をこなすにはかなりの労力や時間が必要です。
そこでおすすめしたいのが、運送業務を効率化できる基幹システム『運SOUL』です。
今回は、この運SOULの導入効果について迫っていきたいと思います。
運SOULとは?
運SOULは、運送や物流企業に特化したさまざまなサービスを提供している株式会社ドラEVERより販売されている運送業に特化した基幹システムです。
人材管理、車両管理、配送管理、会計管理、求人管理などの情報を一元管理することができるシステムとなっており、情報をわざわざ紙ベースで探す手間が省けます。
また、データを単純に管理するだけではなく、あらゆるデータを掛け合わせて経営課題を見出すこともでき、経営の面でもとても役立つシステムです。
経営において、今後の課題についてどのようなものがあるか、時間がないために考える機会がなかったり、経営に関する判断がうまくできなかったり、短期で現金化できる資産としてどのようなものがあるか知りたいという方でも、運SOULによって経営の立て直しなどにも役立てることができるでしょう。
こんな便利な機能もアリ!
運SOULの人材管理では、従業員台帳や従業員の勤怠情報を登録、管理することができるだけではありません。
給与計算はもちろんのこと、求人サイトを運営しているドラEVERだからこそできる求人サイトでのサポートのほか、売上や利益、成長率から採用計画を見える化することで、最適な採用指標をチェックすることができます。
求人に対する応募者や採用情報の管理もこれで完璧にこなせるでしょう。
運SOULは年々使いやすいように進化されていて、2024年9月からはETCデータを自動取込機能が付いたことで高速道路運営会社サイトからETCデータを取り込みでき、ETC利用履歴のデータアップロードの手間が省けるようになりました。
また、デジタコデータ連携が強化されたことで、周辺の車両検索機能が付加され、自社のみならず他社の車両配送実績を検索できるようになったのです。
どの地点から、何キロ圏内、どの期間で、どの時間帯になどのさまざまな条件で車両を検索できます。
検索によってヒットした車両の企業に荷物依頼や問い合わせをドラEVERを通して行うこともできます。
さらに、デジタコ連携はトランストロンのほかにYAZAKI、MIMAMORIの2社も追加されたことで、車両の走行位置情報や勤怠管理、運行日報もすべて一元管理できるようになったので、配車担当の業務が効率化できるようになりました。
金融情報管理機能も付加され、返済総額や毎月の返済額がいくらかなどが把握できるようになっており、借入を検討されている方にも金利や支払回数、借入金額を入力することで、毎月の返済額をいくら減額されるかなどが算出できます。
運SOULの導入効果はいかに?!
運SOULでは、車検証のナンバー情報や車台番号を登録することによって車両のマスター登録ができます。
この車検証の情報は、国土交通省のデータベースと自動で連携されていて、常に最新の車検証情報をチェックすることができますので、車検切れなどになってしまったというリスクを防ぐことができるのです。
また、一度車検証を登録すれば自動で更新されるので、車検更新の際に1台ずつわざわざ管理していた車両台帳も差し替えする手間を省くことができます。
近年では、運送業において車検切れのまましてしまったといったニュースも見られます。
車検切れの状態で運転していることで、ドライバー自身が免許停止になってしまうことにもなりますし、会社の信用自体までも大きく失ってしまう可能性もあります。
運SOULには、車検切れのうっかり忘れを防ぐために、「車検切れアラート機能」と呼ばれる機能が備わっています。
しかも、更新日ギリギリではなく、車検更新日の45日前、15日前、当日それぞれにアラートがメール、FAXで送られて知らせてくれるので、車検更新の際も大変便利になることでしょう。
また、燃料費や整備費、高速料金など必要経費の請求書データをアップロードすることによって、どの車両で、いつどこで、何に対していくら支払われたのかを集計して原価を一元化することもできます。
まとめ
いかがでしたか。
運SOULの基幹システムは車両管理や人材管理、会計管理などあらゆる側面からまとめて管理することができるとても便利なシステムです。
導入することで、業務が効率化されるだけでなく、リスクマネジメントにも大いに役立つシステムだということをおわかりいただけのではないでしょうか。
今後もより良い業務改善に向けて、免許証取り込みや取引先管理、運転者台帳など新たな機能の追加も予定されていますので、ぜひこの機会に運SOULの導入を検討されてみてはいかがでしょうか。