好きを仕事にしたいと思っている方は少なくありません。
旅行が好きな方や運転が好きな方なら、ドライバーの仕事で実現できます。
運転好きな方がドライバーに向いているのはわかりやすいですが、旅行好きの方にもピッタリです。
好きが仕事になる理由を見ていきましょう。


旅行好きの方におすすめの仕事

旅行好きな方におすすめしたいドライバーの仕事は、観光タクシードライバー、観光バスドライバーです。
旅行というと長距離トラックがイメージされやすいですが、長距離トラックは大型車がほとんどです。
生鮮食品の搬送や納期厳守の製品の配送が多く、スケジュール的に寄り道がしにくいだけでなく、駐車スペースが限定されるので観光スポット巡りがほとんどできません。
大型トラックでさまざまな観光スポットを巡るのは無理があります。
一方、観光タクシードライバーや観光バスのドライバーなら、観光地を巡るのがお仕事なので、毎日が旅気分です。
お金をかけずに旅ができ、ご自身が持っている旅行や観光の知識を活かすことができます。

観光タクシーのお仕事

観光タクシーとは、京都や奈良をはじめ、東京や大阪、札幌や福岡、名古屋や金沢など、人気の観光スポットで、観光客を乗せて貸切ツアーをするサービスです。
おすすめのモデルコースをはじめ、予約したお客様の希望に合わせたカスタマイズプランなどをもとに車を走らせます。
観光スポットに到着したら、タクシーを停めて待つこともありますが、お客様をガイドして歩いたり、カメラマン役を引き受けたり、観光スポットを極めることができます。
各地域で観光検定などを実施しているので、知識を深めて検定にチャレンジするのも楽しいです。
ドライバーとして案内をしている時に、穴場スポットなどを問われることもあるので、休憩の合間に穴場スポットを探索しておくなど、好きと仕事が一致できるドライバーのお仕事です。

観光バスのお仕事

観光バスは観光地で観光スポットツアーの運行を行うほか、ネットや新聞、雑誌などで募集したツアー客を乗せての日帰り旅行や宿泊旅行にお連れするドライバーのお仕事です。
観光バス会社として企画するツアーをはじめ、旅行会社やイベント会社、商工会や自治体、学校などの依頼にもとづき、希望する場所にお連れします。
観光地でのガイドはガイドさんや主催者などが行い、ドライバーは基本的に駐車場で待機です。
ですが、観光地の景色を楽しみながらの走行や待機中に駐車場近くのお店でご当地グルメを食べることができます。
宿泊も伴うバスツアーの場合、同じ旅館に泊まれるケースもあります。
もちろん、翌日も運転があるため、アルコールの摂取はできませんが、仕事をしながら旅行気分を味わえるのはお得です。

運転好きの方におすすめの仕事

運転好きの方にとっては、ドライバーの仕事はどの仕事をとっても好きを活かせます。
走行距離をはじめ、運転してみたい車種、仕事の内容を踏まえながら、希望に合う求人に応募しましょう。
小回りを利かせながらの運転テクニックが試される短距離で走らせたい方、日帰りでプチ旅行気分が味わえる中距離にチャレンジしたい方、思い切り運転が楽しめ、旅行に行ったような感覚も楽しめる長距離ドライバーもあります。
長距離ドライバーの場合、大型車両で観光スポットを巡るわけにはいかず、旅好きでもある人にとっては多少の制約があります。
ですが、美しい山並みを背景に走ったり、美しい海が続く海岸線を走らせたりと気分は爽快です。
トラックドライバーの休憩スポットであるSAやPAは設備やグルメなども充実しています。
足湯や温泉で束の間のリラクゼーションを楽しめる場合やご当地グルメを堪能できます。
家族にお土産を買うことや休憩の合間に旅行気分も味わえるのが魅力です。

憧れの車種で選ぶ

運転好きの方は車好きな方も多いです。
そこで、運転してみたい車種で選ぶのもおすすめです。
運転好きな方なら、自分の運転スキルを高めたくて、すでに大型免許をお持ちの方もいるかもしれません。
そんな方なら、大型トラックや観光バス、路線バス、リムジンバスといった大型車両のドライバーで活かしてみましょう。
私生活では大型免許を取得できても、大型トラックやバスを買って運転できることはまずありません。
大きな車体を自在に動かす、自分のテクニックを駆使できるだけでもテンションが上がります。
会社によっては、入社後に費用補助で大型免許を取得させてくれるケースもあります。
また、高級車に乗りたいといった方なら、ハイヤーのドライバーや社用車のドライバーなどもおすすめです。

まとめ

旅行好きな人や運転が好きな人は、ドライバーに向いています。
仕事をしつつ、旅行を楽しみたいなら、観光タクシードライバーや観光バスドライバーがおすすめです。
運転好きな方は走行距離を伸ばしたいのか、乗りたい車種があるかなどから、好きを仕事にできる求人をしっかりと確認して探しましょう。