【ドライバー漫画 ドラGOD】夜道をひた走る俺の後方に・・・


今日もヤル気充分で業務に挑むオージン。運転神仲間の韋駄天と久しぶりの再会を喜び合っていると、監視者パーンが注意喚起にやって来た。歴戦のドライバー達が恐れる走りの亡霊が、各地で目撃されていると言う…
色々な土地で色々なものを見られるのも、ドライバーの大きな楽しみですね!!

ここは虎永(ドラエバー)配送センター。今日もオージンはやる気十分だ。「よっしゃよっしゃ積荷するぜ~!」ふと見ると、地図にチェックを付けている運転神がいた。運転神韋駄天だ。「よ~~!いだちゃん!」「よ~~!オーちゃん!」久しぶりの再会だ。「いだちゃんは今日もパーペキなルート構築か?」「オーちゃんこと今日もやる気だけはみなぎってんな!」軽口を叩き合っていると、監視者パーンがやってきた。「皆さん! 注意喚起ですー!」 「そこのお二人も! こちらをご覧ください。この所、目撃情報も多数寄せられております!」パーンが配ってきた書類をのぞき込む。「こ、こいつは…!!」 「走りの亡霊…【髏怒幽霊≪ロードスペクター≫】!!!」「うおーーー!オレまだ見たことないんだよ~!」興奮気味の韋駄天に対し、オージンの顔は引きつっている。「…実はオレ、一度煽られたことある…」「マジで!?」「…あれは数年前、一日の業務を終え夜道をひた走る俺の後方に突然青白い炎が…」「こちらが目撃地点一覧です」真顔で語りだすオージンを無視してパーンが目撃情報一覧を差し出す。「見せてくれっ・・・!」韋駄天はその紙をひったくると自分のマップへと写し始めた。 「…おーーさすがいだちゃん、目撃地点を割けるルートに組み直しか?」パーンはどこかあきれ顔だ。「よし! このルートなら髏怒幽霊に逢える!」「逢いたいのかよ!!」想像の斜め上を行く韋駄天だった。