ドライバー業界と聞くと、バスの乗務員、タクシードライバー、そして長距離トラックドライバーを想像する方も多いのではないでしょうか。しかし、ドライバー業界の裾野は広く、あらゆるものを運ぶお仕事がドライバー業界にはあります。

その中で、本編では、トラックドライバーの中でも産業廃棄物を運ぶ産業廃棄物ドライバーのお仕事内容についてご紹介をさせていただきます。ぜひ本編を読んで、産業廃棄物ドライバーのお仕事内容ついて知っていただけたらと思います。


<目次>


産業廃棄物とは?

まずは産業廃棄物とは一体何かということについて触れていきたいと思います。産業廃棄物とは一言でいえばゴミです。ただ、普通のゴミと違うのは、製造業や建設業で出されたゴミで、一般的な家庭からは出ないようなものを指します

具体例としては、汚泥,廃油,廃酸,廃アルカリ,廃プラスチック類といったものが挙げられます。工場や建設現場で出される放置したら環境・健康面で危ないものだと考えてもらえたら良いでしょう。


産業廃棄物ドライバーのお仕事内容とは

次に、産業廃棄物ドライバーの基本的なお仕事内容について説明をさせて頂きます。産業廃棄物ドライバーのお仕事を一言で表現するなら工場や工事現場から出る産業廃棄物を処分業者へと運搬するお仕事です。

もう少し細かく説明すると、産業廃棄物ドライバーは工場などから産業廃棄物を回収し、脱水や焼却といった処理を行う中間処理業者までの運搬および、埋め立て等を実施する最終処分業者への運搬が主要な業務となります。

基本的に業務内容は言葉を選ばずに言えば、単調な仕事なので、すぐ業務習得は可能です。必要な車両の運転免許さえあればチャレンジしやすい仕事であるといえます。また、長距離トラックドライバーの場合だと日をまたいで仕事をしなければならないこともありますし、ルート配送の仕事の場合は、業種によっては夜に業務を行わなければならないケースもあります。

しかし、産業廃棄物の回収は、お仕事柄日中に行うのが通常です。そのため、朝は早いですが、早い時間帯で業務が終了します。また、後程年収についてはお話ししますが、一般的な配送ドライバーの仕事より高い水準となっています。効率よく高い年収を稼げるドライバー仕事であるといえます。


ほかのドライバー業界と大きく異なるマニフェストという制度について

産業廃棄物ドライバーのお仕事内容を語るうえで、欠かせないのはマニフェストという制度があることです。マニフェスト制度とは、産業廃棄物を処理するにあたって、責任者は誰か、不法投棄を未然に防ぐために、産業廃棄物の名前、運搬業者名、処分業者名、取扱い上の注意事項などを記載したマニフェスト(産業廃棄物管理票)を産廃物の送り先に渡さなければならないというルールです。

このマニュフェストには、紙で作成する場合と電子作成する場合もありますが、電子作成をする場合は排出する業者、産業廃棄物ドライバー、そして処分する業者の3社が電子作成・交付のできる仕組みを導入していることが求められます。

産業廃棄物は冒頭にお伝えしたように、環境に悪影響を及ぼすゴミです。産業廃棄物ドライバーのお仕事は、産業廃棄物を法にのっとった正しい処理をすることを求められるのです。


産業廃棄物ドライバーのお給料は?

産業廃棄物ドライバーのお給料はというと、会社ごとに異なりますが、30歳で400万円~450万円くらいが相場だと思ってもらえたらよいでしょう。ただし、あくまでも一例ですが、中には500万、600万円以上の求人も多数存在しています。

産業度廃棄物というのは時に健康を害す可能性のあるものです。それだけリスクのある仕事なので給料もほかのドライバーと比較して高めに設定されています。リスクはありますが、高い年収を稼ぎたい方に適しているといえるでしょう。


まとめ

産業廃棄物ドライバーのお仕事内容というのは、工場や建設現場等で出された産業廃棄物を適切に中間処理、および最終処理業者へ確実に運ぶお仕事です。そのためには、法律で定められた事務処理まで適正に行うということも求められます。

ほかのトラックドライバーより健康を害す可能性もあり、かつ自身の仕事が環境に影響を与える可能性もある点で非常に神経を使う仕事であるといえます。その一方、給料はほかのトラックドライバーよりも高水準となっています。ドライバー業界で高いお金を稼ぎたい方にとっては最適な仕事であるといえます。

ドライバー業界というのはトラックドライバーの他に、タクシードライバーやバス乗務員などといったお仕事もありますが、効率よく稼げるドライバーのお仕事というのが産業廃棄物ドライバーなのです。短時間で最大級の利益を取りたい、環境を守るための仕事がしたいと考える方にはぜひチャレンジしてもらいたいと思います。


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