現在タクシー運転手歴3年目になります。
今回の記事は最近、街中でよく見かけるようになった
ウーバーイーツ配達員の働き方とタクシー運転手の働き方の類似性などを見ていきます。
というのもタクシーとウーバーの働き方は非常に似ている部分があり
タクシーとウーバーの両方を経験している私がこの二つの仕事について
いろいろ書いていこうと思いました。
タクシーの方は3年目になりすが、ウーバーの方はガッツリやろうというよりかは
この記事を書きたいと思いお試し感覚で経験したくらいになります。
実績配達回数は15回で報酬は8000円くらいでした。
それでは早速、見ていきましょう。
<目次>
タクシー運転手の働き方
まずはタクシー運転手の働き方を見ていきましょう。
タクシー運転手の働き方は多くの方が想像している通りの仕事で
お客様をお乗せしてあるポイントからあるポイントまで運ぶ仕事です。
ウーバーイーツ配達員の働き方
ウーバーイーツ配達員の働き方はスマートフォンなどのアプリでuberアプリをダウンロードします。
その後アプリ上でお客様からお弁当の配達依頼を受けたら
依頼を承諾し、レストランでお弁当をピックアップして、お客様の元へ届けるのが仕事です。
タクシー運転手とウーバーイーツ配達員の違い
運ぶのが人かお弁当か
当たり前ですが、タクシーはお弁当ではなく「人」を運ぶのが主な仕事です。
お弁当や家財などを運ぶことも可能ですが、同時に人が必ず乗っていないと
運べないように法律で決まっています。
コロナウイルスの影響で一時的にタクシーでもお弁当の配達が期間限定でできるようになりましたが
基本的に人以外運ぶのは禁止されています。
ウーバーの方は自転車・バイク・車での配送が許可されていますが
お弁当以外の運搬は禁止されています。
道が分からない時は、その場でお客さんに聞ける
タクシーの場合乗せているのが人なので目的地付近に行って道が分からなければ
お客様に聞くことができます。
ウーバーの場合はお弁当なので道に迷った場合すぐにお客さんに聞くということができません。
その代わりにお客さんに電話やテキストで連絡を取ることが可能ですが
タクシーをやっている私としては、この電話かテキストでしか聞けないのは
かなり不便だと感じました。
基本的に車から降りる必要がない
タクシーの場合はドアを開けてお客さんが乗ってきてドアを閉めれば良いだけですので
基本的に車から降りないで済みます。
ウーバーの場合はレストランの中に入りお弁当をピックしなくてはいけないので
自分の運転している車両から離れる必要性が出てきます。
また、レストランによっては配達員専用の入り口があり
そこから入らないと店員さんに嫌な顔されるようなレストランもあります。
また、道路に面しているレストランならすぐにお店を発見することができますが
フードコートやショッピングセンターの中の店舗だと
そこそこ動き回らないといけないので、タクシーよりもウーバーの方が疲れました。
玄関まで行く必要がない
タクシー基本的に目的地付近まで行けばお客さんが降りて自分の足で目的地に行ってくれますが
ウーバーの場合だと玄関まで行かないと行けないのがめんどくさかったです。
大きめなマンションやセキュリティーの固いタワーマンションなどは
特に入口から玄関までが遠いので大変でした。
玄関までやレストランまで行ってピックする時間が長くなると
自分の運転している車両から離れる時間も長くなるので
バイクや車でウーバーイーツ配達員をする場合は駐車違反で切符を切られるリスクも
タクシーよりも高くなります。
タクシーとウーバーの働き方が似ている点
ここではタクシー運転手とウーバーイーツ配達員の類似性の部分を見ていきましょう。
効率的に営業する必要がある
タクシーもウーバーも両方、完全なる歩合性です。
自分がやった分だけ自分の給料になる働き方です。
タクシーの場合は決められた時間の中で効率良くお客さんを見つけて
乗せて降ろしてを繰り返す必要があります。
ウーバーの場合はお客さんからの配達依頼があることが大前提ですが
金曜、土曜や雨の日はお客さんの注文がひっきりなしになります。
その時にいかに効率良く営業するのか?で自分への給料が大きく変わります。
裏道を覚えたり、特に注文が入るエリアを見つけることなどして
効率良い営業を意識する点が非常に似ています。
時には待機する場面がある
タクシーの場合はお客さんが出てくるであろう場所で付け待ちをしたり
駅のタクシープールに入ったりします。
ウーバーの場合はよく配達注文が入る大手ファーストフード店の前で待機するなど
タクシーもウーバーもお客さんか配達依頼を獲得しやすいポジションを取る部分も非常に似ています。
休みの取り方が似ている
タクシーとウーバーはどちらも個人事業主のような働き方です。
法人のタクシー運転手の場合はある程度のルールが設けられていますが
休憩時間や営業スタイルなどは運転手でみんな違います。
ウーバーの場合は個人タクシーの運転手と同じように好きな時に好きなだけ働けるので
法人タクシー運転手に比べれば自由度が高いですが、どちらも一般的な職業に比べれば自由度が高いのも似ているポイントの一つです。
※最近ではウーバーも12時間連続勤務した場合は休みを取らないといけなくなりました。
ウーバーでも稼げる人はタクシーでも稼げる可能性が高い理由
もしあなたがウーバーで生計を立てていてかなりの金額を稼げているのであれば
タクシー運転手になればそれ以上に稼げる可能性が高いです。
なぜなら、類似性の部分でお話したようにウーバーでも街を分析する能力、貪欲に稼ぐ意識や
効率の良い営業の仕方をすることがウーバーで身に付いているからです。
その考え方などはタクシー運転手にも必要な能力です。
そして、タクシー運転手なら平均で時給3000〜5000円。
一発羽田空港などを引くことができれば時給1万円くらいにはなります。
反対にウーバーの場合は雨など降って最高の条件だとしても時給3000円くらいが限界でしょう。
なので、タクシーの方が圧倒的に稼げると言えます。
もちろん中にはタクシー運転手よりもウーバーでの給料の方が稼いでいる人もいると思いますが
そのような人はタクシーになればトップクラスの売り上げを上げることができると思います。
まとめ
タクシーもウーバーもとても単純な働き方ですが、両方とも奥が深い職業です。
- 貪欲に稼ぐ意識
- 街を分析する能力
- 効率の良い運転
などなどの能力が求められます。
どちらの仕事も上記のように熱心に取り組まなければ大きな給料を貰うことができません。
もし、あなたがウーバーで大きな金額を稼いでいるのであれば
タクシー運転手ならそれ以上の給料を貰うこともできるのではないか?と感じました。
もちろん、本業があって休みの日に暇つぶし感覚で働いている人は緩く働くスタイルでいいと思います。
今回はウーバーで生計を立てている人なら是非タクシー運転手という職業も検討してみて欲しいです。
おそらく即戦力として稼ぐ能力が既に備わっていると私は考えます。
タクシー運転手とウーバー配達員の両方をやってみて感じたことを色々書いてみました。
ウーバーは経ったの15回ですが、タクシーの方は3年なのでタクシー関してはウーバーよりも深く様々なことに対して回答できると思います。
気になることなどがあればメールや電話でご相談を受け付けていますので
遠慮なくお申し付けください。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
出典:タクシーの専門書