タクシー運転手で運転が上手い人と下手な人の特徴と原因について


多くの方がタクシーを利用したことが一度はあると思います。

その中でも

  • 運転が上手い人
  • 運転が下手な人

がいたと思います。

ここではタクシー運転手の運転が上手い人の特徴と下手な人の特徴

その原因について見ていきます。


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運転が上手い下手の定義って一体何?

運転が上手い下手の正確な定義はありませんが、タクシー運転手としてお客様をお乗せしてお金を頂く以上、運転が上手いと思われる運転を心掛けるべきだと考えています。

そして、運転が上手い人の定義として私は

「お客様に安心感を与え、かつ迅速に目的地までお送りすること」だと考えています。

逆に運転が下手な人の定義としては

「お客様に恐怖心を与え、かつ迅速に目的地までたどり着けない人」だと考えています。

タクシー運転手で運転が上手いと言われる人の特徴

自慢ではないですが、私の運転をお客様が

「ハイヤーに乗ってるかと思うくらい快適な運転だった」

「本当にスムーズで気持ちのいい運転だった」

とお褒めの言葉をもらったことがあります。

そして、運転が上手い人の特徴は以下

運転が上手い人の特徴

  • 少し先の信号を見て急ブレーキを掛けない
  • 少し先の信号を見て急ブレーキを掛けない
  • どの車線が空いているのかを考えスムーズに流れに乗る
  • ブレーキをかける時に「カックン」とならない
  • 一時停止や道路交通法を守る
  • 適度な車間距離を必ず取る
  • 車両の大きさを理解している

では、詳しく見ていきましょう。

少し先の信号を見て急ブレーキを掛けない

急ブレーキはお客様に恐怖心を与えると同時に急ブレーキ次第では車内人身に繋がります。

特にジャパンタクシーになってからは後部座席のシートがベンチシートになっているので、お客様が前に吹っ飛ぶ事故が多発しています。

クラウンやコンフォートの場合だと座った時に体重でシートに沈み込みますが、ジャパンタクシーだとすぐに前に吹っ飛ぶので注意が必要です。

実際、ジャンパンタクシーになってから車内人身が増加しています。

その内容としてはETCのバーが開かなくて急ブレーキを掛けて、お客様が防犯ボードに顔をぶつけ数針縫うといった事案。

このような事故はシートベルトの着用を促せば解決するのでしょうが、シートベルトをしないお客様もいるので急ブレーキは禁物です。

どの車線が空いているのかを考えスムーズに流れに乗る

プロのドライバーならどの車線が混むのかを理解して適切な車線を進行する必要があります。

ガツガツ車線変更を推奨するわけではないですが、いつまでも詰まっているレーンにいることでお客様の中には相当イラついている人もいます。

また、渋滞に巻き込まれれば自分の営業時間も減るので営業収入が下がる観点から考えても、スマートに渋滞レーンを予測して適切な車線で進行できている人は運転が上手いと感じます。

ブレーキをかける時に「カックン」とならない

おそらくお客様が一番見ているポイントはここだと思います。

ブレーキの時に「カックン」ってなるのが気になる人も多いです。

思いやりがあれば丁寧なブレーキングになるはずです。

それが結果としてお客様から運転が上手い人だと思われる一つのポイントになります。

ただ、ジャパンタクシーはハイブリッド車で運転手側が「カックン」とならないように気をつけていてもブレーキが抜けるような感じになり意図せず「カックン」となってしまうことがあるのでお客様にはその事実を知ってもらいたいと運転手は思っています。

一時停止や道路交通法を守る

これは当たり前のことですが、運転慣れのせいなのか一時停止を止まらないで進行する運転手がいます。

一時停止を無視することは自分の免許の点数を減らすリスクにもなりますし何よりお客様が恐怖心を覚えることに繋がるので運転が上手い人は必ず道交法を理解し守っています。

適度な車間距離を必ず取る

運転が上手い人や事故に遭わないための防衛運転に必要なのは車間距離です。

多くの事故は車間距離が狭すぎるが故に起きています。

なので、運転が上手いタクシードライバーは車間距離を適度にとってお客様に安心感を与えています。

車両の大きさを理解している

タクシーの仕事をしているとかなり狭い道に連れていかれることがあります。

その時に適切なタイミングでハンドルを切る能力が求められます。

適切なタイミングでハンドルを切るには車両の大きさをしっかりと理解しておくことも運転が上手いと思われる一つのポイントでしょう。

タクシー運転手で運転が下手だと思われる人の特徴

は、反対に運転が下手だと思われる人の特徴はどんな運転や特徴があるのか?

運転が下手な人の特徴

  • 判断力に劣る、判断が遅い
  • 車の流れに乗ることができない
  • 左側やセンターラインに寄り過ぎてしまう
  • カーブの途中でブレーキを踏む、カーブの時に膨らんでしまう
  • ブレーキの時に「カックン」となる
  • 運転操作が雑

では、詳しく見ていきます。

タクシー運転手で運転が上手いと言われる人の要因

タクシー運転手で運転が上手い人はやっぱり

「思いやりがある運転を心がけています」

お客様は意外とブレーキのカックンとなることや運転がスムーズか見ています。

また、適度な緊張感を持ち無理な走りはしないのが特徴です。

急発進・急加速・急ハンドル・急ブレーキなどを極力しないと同時に適度な車間距離を取り、スムーズに車の流れに乗ることができる人はお客様に安心感と満足感を与えることができるでしょう。

タクシー運転手で運転が下手だと思われる原因

運転技術は車を運転していれば上達するものですが、そこには思いやり運転が必要不可欠です。

運転が下手だと思われる理由は様々ですが

運転が雑な運転手はプロドライバーとして失格です。

平気で片手運転をすることや道交法を守らないなどなど。

運転の技量が高いのに近場のお客さんに当たったから雑な運転をする方もいます。

プロドライバーとして運転が下手だと思われないように丁寧な運転を心がけましょう。

まとめ

ここまで運転が上手い人と下手な人の特徴と原因を見てきましたが、結局必要なのは「お客様が安心して気持ちがいいと思える運転を心がけることです。」

また、新人さんで運転が苦手な方でも丁寧な接客を心がけることでお客様も理解を示してくれます。

中には、厳しいことを言ってくるお客様もいますが、結局タクシーは接客業なので接客が丁寧なら運転に関しては多めに見てくれる可能性もあります。

先ほども言いましたが運転の技量は運転していれば身につきます。

問題は短いお客様に当たってもいつも通り丁寧な接客ができるのかが重要です。

こないだ個人タクシーに乗って570円の近距離で申し訳ないなと思い乗車したのですが、終始ため息をついていて本当に気分が悪い運転手でした。

運転が下手という以前の問題ですね。

なので、運転に自信がなくて下手でもしっかりと丁寧な接客をすればプロのタクシー運転手として立派だと私は思っています。

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