今回はタクシー運転手になる上で必須の志望動機について
現役運転手の私が解説していきます。

タクシー業界の面接はどこも雑談形式のように行われているようです。

一般企業のようなガチガチの面接ではなく
カフェで相談に乗ってもらっているような感じの面接が主流となっています。

それでもタクシー運転手になりたい理由(志望動機)や
前職の退職理由などは聞かれるので、それ相応の答えは準備しておきたいところです。

多くの方がタクシー業界に面接に行けば受かるだろうと考えているようですが
実際には落ちている方も結構いるので舐めてかからないで
適度な緊張感を持って挑むようにしましょう。

そこで、志望動機はなんて答えればいいのか?
どんなポイントに気をつけるべきなのか?
また、記事の最後にタクシー運転手になるにはどのくらいの期間を要するのかについても
自分の経験談や仲良くなった他社の人の経験談を元に情報提供しているので
参考にしてみてください。

最後に、タクシーに関する様々な質問やオススメの会社などもご紹介していますので
気軽にメッセージを頂ければと思います。


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自分の適性と志望動機について

タクシー業界は簡単に入れるけど続けられるかはまた別の問題です。

私がいる会社では新人さんは2ヶ月くらいプロフィール付きの張り紙を
会社の掲示板に貼られます。

そして思うのがその貼り紙が徐々に減っていくんです。
つまり、入ったけどすぐに辞めてしまう人が非常に多いということ。

なので、タクシー会社としては長く続けられる人なのか?
タクシー業界のことをどれくらい理解しているのかなどを見ています。

入ってすぐ辞める人は楽てし簡単に稼げるだろうと思って入ってくる場合も
多いのでしっかりと自分の適性と相談して入社を決めることをオススメします。

一般的にタクシー業界に入る上での適性は以下

  • 丁寧な接客ができること
  • 運転が好きかどうか?(嫌いでも問題はないです)
  • 体力があること
  • 体調管理ができること
  • ストレス耐性があること

などがタクシー運転手の適性として求められます。
ただ、厳密にはこれら全てに当てはまっていないからタクシー運転手になれないのか?
と言われればそんなこともなく、実際に働いてみて気づくことも多いので
そこまで心配することではないです。

適性はあくまで適性でしかないですからね。
それでも志望動機を書く上ではこの適性と自分の職務経歴や性格などを
うまくマッチさせて面接官に伝えることがポイントです。

タクシー会社が好む志望動機の書き方はこれだ!

では、具体的にどんな志望動機がいいのか?

志望動機の例1
私は長年、飲食業界のホールのスタッフとして働いてきました。

そこでは丁寧な接客やお水が無くなっていたら入れるというように
常に気配りの意識を持って仕事をしていました。

そして、一対一での接客業も面白そうだと感じ
心機一転タクシー会社に転職しようと決心しました。

飲食店の接客とタクシーの接客が違うことは重々承知していますが
丁寧な接客でお客様からまた乗りたいといってもらえるような
タクシー運転手になりたいと強く願っています。

志望動機の例2
私は長年トラック配送業の仕事をしてきましたが
今回弊社の事業縮小に伴い退職を余儀なくされ
自動車の運転技術を生かせる仕事を探していました。

そして、今回タクシー運転手になろうと決心しました。
御社はタクシー業界のリーディングカンパニーで
研修制度やお客様からの信頼も一番厚いと感じ
御社に応募させて頂きました。

今までの運転技術を生かし、丁寧親切な接客を心掛け
いち早くお客様から信頼されるプロのドライバーに
なることをモットーに頑張りますので
何卒よろしくお願いします。

志望動機では可能な限りやる気をアピールするようにしましょう。
先ほども言いましたがタクシーは入れ替わりが激しいので
「この人は仕事を続けられそうなのか?」といったポイントも見ています。

すぐ辞めちゃいそうな人に時間をかけるのは疲れますからね。

タクシー会社の職務経歴書を書くポイントはあるの?

職務経歴書は正社員への応募で必須な書類の一つです。
今まであなたが経験や従事してきた内容を具体的に書いていきます。
書き方としては「プロジェクト式」と「キャリア式」があります。
私はキャリア式を選択し、今までやってきた仕事を一覧にして記入しました。

そもそも履歴書と職務経歴書の違いを分かっていますか?

履歴書
面接官が履歴書で見ているポイントは応募者が会社に通えるエリアに住んでいるのか?
学歴や応募している企業と今回応募している企業の関連性があるのか?
希望する給料に達しているのか?

一方で職務経歴書は

職務経歴書
職務経歴書はあなたが今まで培ってきた能力などがタクシーの仕事で活かせるのか?
自分の発揮できる強みを理解しているのか?
転職目的が理解できるのか?

つまり、履歴書と職務経歴書では見ているポイントが異なります。

タクシー会社では寮が完備されている会社も多いので履歴書は参考程度に確認し
職務経歴書を重視している傾向にあります。

例えば、先ほど挙げた例でも飲食店で働いていた接客のプロだということを職務経歴書に書いてあればアピール材料の一つになります。

例題2ではトラック運転手をやっていたことで運転技術の高さをアピールすることができます。
なので、職務経歴書であなたがタクシーと何か関連づけれる強みがあるなら積極的に
アピールしていくことがポイントです。

ココに注意
作成においては企業分析や業界分析をして、採用担当者の視点で作成しましょう。

私の場合は海外に4年半留学していたことをアピールポイントに使いました。
これから2020年のオリンピックに向けて多くの外国人観光客が日本に訪れます。
その時に英語でスムーズに対応することが私の強みです!みたいな感じで応募しました。
そして、資格の一覧にTOEFLやTOEICで獲得した点数を記載して信憑性をアピールしました。

タクシー会社に志望動機などを聞かれたら?

面接で絶対に志望動機は聞かれるので、それ相応の回答は用意しておきましょう。
また、志望動機を聞かれる中で「なぜタクシー運転手なのか?」
運転手という職業は他にもバスやトラックがあるのになぜタクシーなのか?
という質問もされる可能性があるので準備しておきましょう。

私が面接を受けた時は聞かれました!

タクシー会社の面接は笑顔で丁寧な言葉遣いがポイント

先ほどから何度も言っていますがタクシーは接客業に分類されます。
なので、面接で重視いているポイントは以下

ココがポイント
  • 人間性
  • 丁寧な言葉遣い
  • 身だしなみ
  • 礼儀正しさ
  • 時間を守る
  • 免許の点数
  • 事故歴
  • 健康状態
  • 前職の退社理由

これらのポイントを頭に入れてから面接に挑みましょう。

私のところにも多くの相談が来ますが、(一番最新の相談)
一度面接を受けてみたけど落とされてしまったという方が非常に多いです。

この相談してくれた方も一度落ちてどうするべきなのか?と言った相談をスカイプを
通して行いました。

8月30日に面接をセッティングできたのでおそらく今回は大丈夫だと願っています。
少し話が脱線しましたが、面接では上記のポイントを意識してみてください。

タクシー業界は体が資本です!

少し厳しいですが人の命を預かっている職業なので
いくら面接が良くても健康状態で不合格になる方も大勢います。

その時は内勤や無線配車のオペレーターとして活躍することはできますが
ドライバーとして職業に就くことは難しいでしょう。

以下の情報もこれから運転手さんを目指す方は参考にしてみてください。


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