今からすぐできる人材獲得の手法

運輸・交通システムEXPO2017 東京ビッグサイト 2017/5/24~2017/5/26にて開催したセミナー内容です。

ご閲覧有難うございます。
今回は、『今からすぐできる人材獲得の手法~リベンジ採用・雇用条件の緩和・企業プロモーション~』をご紹介します。

目次

  • 高卒新卒者の雇用
  • リベンジ採用
  • 雇用条件の緩和
  • 企業プロモーション
ドライバー不足の実態

スライド.1

現在、ご存じの通り、ドライバー不足が問題視されています。
では、具体的になぜドライバーが不足してしまっているのでしょう。
それには次の様な実態が考えられます。

  • 低賃金・重労働
  • 平成19年施行の中型免許の改正
  • 重大事故のリスク
  • ドライバー職の将来性
    金・時間・保障等

現状のままでは、ドライバー不足を解消することは出来ません。
少しでも条件を良くし、求職者に興味を持って貰い、一人でも多く優秀な人材を確保しなくては、より条件の良い企業へと求職者は流れてしまいます。


準・中型免許の改正

スライド.2

準・中型免許の改正に伴い、運転できる車が変更になりました。
免許制度変更前の2006年の普通・中型貨物の事故件数は、23,144件に対し、変更後の2008年だと事故発生件数は15,222件と、34%も減少しています。

また、準中型免許の導入により、今までは高卒の新社会人が普通免許しか取得できなかったのに対し、準中型免許により高卒の新社会人がトラックを運転することが可能になりました。

高卒の新社会人にアプローチを掛けない手はありません。
受け入れの準備は整っていますか?


採用活動

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高卒の新社会人への採用活動として、

  • 高卒者へのアプローチ・採用活動
  • 入社前の適性診断
  • 入社時の研修制度

このくらいの準備は進めておきましょう。


入社14日間が勝負!

スライド.4

なぜ早めの準備が必要なのでしょう。
それは、入社14日間の新人研修の内容次第で退職期間に大きく影響してしまうからです。

上の図をご覧ください。こちらの図は、14日間研修を実施した企業の退職のタイミングを図にしたものになります。

半年以上勤続する人が大半を占めているのがお分かり頂けます。

まずは軽作業から行い、休みもしっかり与えることで、『重労働』というイメージを払拭しましょう。


リベンジ採用

スライド.5

次にリベンジ採用について説明します。
リベンジ採用とは、一度面接した人材に再度アプローチをすることで、費用対効果を上げ、ローコストで採用の確立を上げる採用手段です。


リベンジ採用が効果的な訳

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『そんなに上手く行くの?』と思われるかもしれません。
なぜリベンジ採用が良いのでしょうか。
現状として、退職者の心理的に、以下の点があげられます。

  • 複数会社面接を受けて決めた会社であっても、雰囲気の違いや、実際に働いてからの条件の違いから、短期間で退職に至るケースが多い。
  • 一度面接を受けた会社や、辞退・退職した会社は、再度自分から意欲を見せることに抵抗があり、転職の際に選択肢から除外されてしまう。

リベンジ採用 辞退・退職者の再雇用

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そういった求職者へ向けて、再度アプローチをすることにより、選択肢にもう一度加えてもらうと、通える範囲の運送会社は限られている中、一度応募に至った会社からのアプローチは、求職者にとってもメリットがあるわけです。


応募フローチャート

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流れとしては、応募者と面接をし、欲しいと思った人材がいたとしましょう。
そこで面接後求職者から辞退を申し出られた際、諦めるのではなく、リベンジ採用を打診します。
上手く行けばもう一度検討をして貰えます。
仮に入社後退職を申し出られたとしても、業務に不満があったのなら、退職した人材には業務内容の変更を打診し、再雇用を促して見れば、即戦力の人材となります。

辞退をした人、退職した人は後ろめたさもあり、同じ企業への応募は控えてしまう傾向にあります。そこを逆手に取るのです。


リベンジ採用に有効な特典

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リベンジ採用を行うには、色々なアプローチ方法があるでしょう。
例えば、リベンジ採用には特典を付けてみてはいかがでしょうか。

  • お米やQUOカードなど実用的なもの
  • 印象に残るもの
  • 家族へのアプローチができるもの

リベンジ採用に有効なツール

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次に、リベンジ採用に有効なツールとして、はがきやメール・SNSなどでアプローチをすれば、最低限の情報があれば可能なため、コストを掛けずにアプローチができます。


雇用条件の緩和

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次に、雇用条件の緩和についてご説明します。
ここでご紹介するのは給与規定の見直しと日払い制度の導入です。


日払い制度

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現在、日払い制度を導入する企業が増えています。急な出費などで、給料日前にお金がない等と言うことは多々あり、求職者のニーズも高まっています。

日払い制度を導入し、日給のうち一定の割合を即日支給することで、上手くストレスを発散してもらい、日々の業務に励んで貰えれば、離職率を抑えることができます。


日払い制度は最短一週間、無料で導入できます

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こちらは日払い制度のサービスになります。
サービスによっては無料で導入することが出来ます。

ただ、こちらのサービスは利用する度に従業員が手数料負担する仕組みになっています。


日払い制度の実績

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ドラEVERのグループ会社で統計を取ったところ、20名が日払いを希望して入社し、現在もドライバー70人中15名が日払い制度を希望の上利用をしています。

※ドラEVERでは従業員の事を考え、従業員手数料0円の前払いシステム「The給与 TRCD-001」を開発しました。(各種メディアに取り上げられています)


企業プロモーション

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次に、企業プロモーション
写真や文字だけでは伝わらない動画を使ったPR方法についてご説明します。


ドライバーにヒアリングして、対応していくことの効果

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ドラEVERでは、ご掲載頂いた企業様のPR動画を作成しています。
写真や動画を多く利用することで、他のドライバーさんがどんな風に仕事をしているのか、自社の良い所や社長の考えなどを知ることができます。
雑誌などの広告に比べ、TVのCMの方が印象に残るというのは、皆様もご経験があるかと思います。

実際にドライバーにヒアリングを行い、対応していく事で、ドラEVERのグループ会社では2年間で78名の採用に成功しました!
ドライバー不足でお困りの方は是非お気軽にお問合せ下さい。