資格取得補助があるとはいえ、働きながら免許を取ることは容易ではない!
ましてペルセウスはピチピチの新人トラックドライバー…
普通に働いていても問題は 山積しているのだ!悩むペルセウスの前に、判断を助けようと守護神マアトが現れるが…。
ペルセウスのガッツはどこへ向かう!!?

【わからずや】「大型免許を取りたい!…とは思っているものの…。ペルセウスはへばり気味だった。「仕事しながらって…キツくね!?」「覚えることはまだ山ほどあるし! 車内備品に金かけすぎて財布スッカスカだし!靴擦れで足イッテぇ~し!」ああああああ!頭を抱えるペルセウスに守護神、審判マアトが声を掛けてきた。「ペルセウスさん、何か困っていますね? 相談に乗りますよ」「おぉっ!マジか?あんなーー!かくかくしかじかこれこれうまうまで」「成程…」「客観的に審判(ジャッジ)して、あなたは今大型免許取得に乗り出すべきではありません」「イヤだ!」…即答だった。
【わからずや2】…イラッ。「…客観的に審判(ジャッジ)して、ドライバーとして『ズブの素人』である貴方が、今焦って大型免許取得に乗り出しても、何一ついいことはありません」カッチーーーン!これにはペルセウスもキレた。「まずは目の前の仕事を1つ1つ…」「小型でも大型でも同じことなんじゃないんスかねぇ~~え~~、なにせボク、『ズブの素人』なもんで!」何もしりましぇ~ん、っと鼻をほじって見せる。「まーーせいぜいつつましく働かせていただきやす~~う。『ズブの素人』ですがねーー!」ねちねちねちねち。嫌味を放ちながらばたばたと働くペルセウス。「左右よ~~し、後方よ~~し、前方よ~~し、『ズブの素人』いってきや~す」ぷりぷりしながら出発していくペルセウス。ペルちゃんなぜか作業速度が上がっていた。