ドライバー職は求人数が多い職業とは言えないため、会社によってはスカウト活動を行っているところもあります。スカウトと言ってもそんなに大げさなものではなく、会社の人事担当の人が特定の場所に出向き、求職者を探すというものです。

この方法は特に人材不足に悩んでいるところが行っていますが(他種の例ですが、自衛隊員募集のために、ハローワークの出入り口に担当者を配置することも)ドライバー職ではどのように行っているのでしょうか?


ドライバー職で行っているスカウト活動とは

現在は個人情報保護法から街中で突然に声をかけて個人情報を聞き出すことは禁止されているので、建物の一室を借りて行っているケースもあります。

しかし、ドライバー職では、主にインターネットでのスカウト活動を行っています。

企業自ら求人広告を掲載する

求職者にとって企業に面接に行くのは気を遣うものですし、ドライバー職の会社は交通の便が悪い場所に多いため、行くだけで困難が生じて足が遠のく傾向があります。

そこで企業側が、インターネットを通じてある程度の個人情報を入手し、メールやチャットなどで運転経歴や意気込みなどを面談することがあります。

このような実際の面接の前に行う意見交換は、求職者にとってその企業で働く上で知りたいことがわかり、企業側も求職者の人となりが把握できるので両者にメリットがあります。

派遣会社からの人材を採用する

またドライバー職でも派遣社員という立場で働く人が増えています。企業側も直接雇用にこだわるのではなく、派遣会社を経由してドライバーを採用しています。

派遣社員であっても業務内容は直接雇用されている社員と変わらず、現在の企業は派遣社員だからと区別した対応はありませんので、肩書きは派遣社員でも働きやすいと環境です。

派遣会社は求職活動に精通した業者です。インターネットでは複数のサイトに求人広告を出して広く採用活動を行っており、求職者に対しても出来る限りの情報提供をしてくれます。

派遣会社を経由すると求職活動が早く進むというメリットがあり、少しでも早くドライバー職に就きたい方は、派遣会社から就職するという方法も選択肢に入ります。

求職活動だけを別会社に依頼する

求職活動は多様化していて、紹介予定派遣のように一定期間だけ派遣社員で働き、それから直接雇用に切り替えるという方法があります。求職活動は派遣会社などに依頼し、そこで選ばれた人の最終面接だけ担当することで、採用の可否を決めるという方法もあります。

派遣会社を経由している場合、インターネットでも数多くの広告を出してくれるため目にする機会が多くなるメリットがあります。また紹介予定派遣でも最終的には就業先の企業と面接を行うため、採用される可能性が高くなります。

派遣会社がインターネットの活用を多くするのは、求職者の手間を減らすためであり、何度も就職先の企業に出向いて時間と費用をかける必要がないので、ドライバー職への就業でも派遣会社を活用してみる意義は大いにあります。


ドライバー職のスカウト活動のメリットとは

ドライバー職は「車両を運転するだけ」というイメージがありますが、旅客でも物流でも車両の運転以外に多くの業務を行わなければいけません。

この運転以外の業務というのがあまり知られていない部分であり、その業務内容を経験者や事情を良く知っている側の立場で説明するのは効果的です。実際に勤務する前にいろいろと相談できるスカウト活動というのは、求職者にとっては嬉しいもので就職の決め手になります。

タクシードライバーの場合

タクシードライバーは客の指定した場所に送り届けるというのは広く知られていますが、他に支払い方法が現金だけではないことや、高速道路を使用した場合の注意事項などを説明してくれます。

このような説明は求職者から質問があれば答えてくれますので、インターネットで応募するときに、自分がまだ知らない情報を入手することができます。

対面すると思ったことがなかなか口にしにくくなりますが、インターネットではそのような気遣いが必要ないので、思い切っていろいろと聞くことができます。

バスのドライバーの場合

バスのドライバーは路線バスと高速バス、また観光バスと送迎バスがあり、その業務内容は異なっています。

しかし、一般の人では普段から使う路線バス以外はその違いを把握しきれていないので、その業務内容を種類別に説明してもらえると選択する時の大きな材料になります。

バスの運転そのものに違いはありませんが、ドライバーに求められる業務内容が細かく違っているので、メールなどを使ってその説明を受ければ、どのような業種に就きたいのか決めることができます。

物流ドライバーの場合

物流は使う車両が軽自動車から大型車まで多岐に渡っており、車両によって業務内容が違うので詳しい説明はとても重要です。それ以外にも荷受け先と配送先も違って来るため、何が違うのかを説明できる、インターネット上の求人/スカウトが効果的になります。

事情を知らずに入って、その業務内容が自分の考えと違っているとストレスを感じてしまうものなので、事前にその内容を知ることができるのは就職への不安を緩和してくれます。

対面や電話では相手の時間を使ったり、迷惑になってしまう場合もありますが、インターネットでは都合の良いときに確認してくれるので、双方に迷惑をかけない方法となっています。


ドライバー職でインターネットを活用してスカウト活動をする意味とは

以前までのドライバー職というのは直接的に対面する方法でスカウト活動を行っており、その場合には、担当者の都合を求職者に依頼する形をとっていました。

スカウト活動をして求職者に配慮したいのであれば、相手の都合についても考えることが必要であり、そのために連絡などをする場合にインターネットで行うのはとてもいい方法です。

電話であればかかってきた時に出なければいけませんが、インターネットは自分が見たい時に見て確認すればよく、消去しない限りはいつでも確認ができるので聞き間違いといったミスを防ぐこともできます。

今はほとんどの人が携帯電話を所有していてインターネットを活用する手段があるので、現在のニーズに合わせる意味でもスカウト活動をインターネットで行っています。


まとめ

ドライバー業界は、求人数を増やすために企業努力をしており、積極的にインターネットを活用し、スカウト活動を行っています。

スカウトまでして人が欲しいという会社であれば、入社してくれた人への配慮は高いため、入社したから後は放置するという事態は起こりにくくなっています。

同じドライバー職から転職してくれば、会社が変わっても業務内容についてはある程度わかっていますが、全くの新人であれば知らないことばかりで不安が強くなります。

そのような不安材料を払拭してくれるなど、スカウト活動をしてまで求職者に配慮している会社であれば入社してからの業務内容がわからないという問題についても軽減されるので、ドライバー職は求職者に優しい職種なのです。


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